つたえ隊vol.19 リビングカルチャーセンター 中澤見帆子さん

 

リビングカルチャーセンター 中澤見帆子さん

教室の先生や

教室に関わる人物を紹介する

「つたえ隊」。

 

第19回目は、幅広いジャンルで303講座を提供するカルチャースクール、

リビングカルチャーセンター

中澤見帆子さん。

笑顔が輝く彼女は、生徒や先生、同僚とも上手く調整ができるバランサーでもあり、ボートを安定させるブイのような自分の役割も心得ている。
出過ぎず、引っ込み過ぎず…程よい塩梅でカルチャーセンター運営を下支えしている彼女。

相手の言葉をしっかりと咀嚼した上で、丁寧に言葉を返す姿が印象的だ。

「生徒さんが楽しくて充実した時間が過ごせるように、クロコとしてできることをコツコツとやるだけ。」と笑顔で話す彼女。
そんな中澤さんと「ならいごと」について聞いてみた。

 

 

きっかけは友人の話だった

 

きっかけは友人の話

この業界に入って5年になりますが、前職は全く違う仕事をしていました。たまたま東京の友人がカルチャー業界に勤めていて、話はよく聞いていたんです。

 

デスクワークで1日PCに向かっているよりも、人と話をしたり、先生とやり取りをしたり等、人と関わる仕事は面白いと、友人が楽しそうによく話していました。この業界は普通のOLよりも私には合っているし、楽しそうだと感じたので、カルチャーセンタ―で働くことに決めました。

 

 

この場所のおかげで人が好きになった

 

人が好きになった

今は運営に関わる全てに携わっており、先生との日程調整に加え、受講生の入金管理等、経理寄りの仕事もしています。カルチャーセンターは、楽しむという目的のもとに皆さんが集まる場所なので、そのような場所を提供できることがとても嬉しいですね。

昔はどちらかというと人と接することが苦手でしたが、この仕事をするようになって、日々人とコミュニケーションをとっている方がどこかほっとするようになりました。一人でいることも好きなのですが、人がいる場所や雰囲気、人がいるあたたかい感じも好きですね。

リビングカルチャーセンターは女性だけの職場ですが、自由度が高く、大らかで寛容な職場です。何かやりたいと誰かが言えば、やってみたら?と、それを尊重する周囲の雰囲気があります。

 

 

 

職場の中での役割

 

自分の役割を意識して仕事する

講座をスムーズに運営すべく、システムを整理して構築してきたのが今までの2年間でした。今は、人に指示しながらいろいろなことをやっていく立場になったので、これから新たにやりたいことをもう少し発言していきたいかなと思っています。中間管理職的な立場になるので、この立場を意識しながら、下から言われても上から言われても上手く調整しようという気持ちはありますね。

 

私はどちらかというと誰かに頼むということがあまり得意ではなかったのですが、この仕事をしているとお願いしなければならないことがたくさん出てきます。今までは自分でできる仕事は人に振らないでこなしてきてしまっていたのですが、それでは組織がうまく動きません。仕事を振り分けて他のスタッフにお願いすることは、自分のためでもあり組織のためでもあります。

全ては受講するお客様が気持ちよく、何事もなく講座を楽しんでもらうことが大事なので、不快にさせないように、サービスをよりよく提供することに一番気をつけています。毎日来てくださる方もいらっしゃって、顔見知りになったりもするので、挨拶やお声掛け等、コミュニケーションを大切にしています。

 

 

自分がビビッと来た講座にも積極的に参加しています

 

気になった講座はまず参加!

直感的に気になった気講座があれば、お客様同様、対価を払って生徒として参加するようにしています。

 

最近は筆跡鑑定というものを受けたのですが、とても面白かったです。字を書くことで、その人の心が現れたり、書く字でどういう風になりたい自分を実現させていくのか等を教えてくれる講座でした。カルチャーは、いろいろな知らなかった世界が発見できますし、いろいろなことを知るという意味で、きっとお客様の「嬉しい楽しい」という経験値になっていると思っています。

 

 

 

大好きな山歩き

 

趣味の山歩きで自分と向き合う

カルチャーの山歩き講座を受講したのがきっかけで、その先生にガイドをお願いし、プライベートで先日屋久島に行ってきました。
体を動かしたり、歩いたりすることが好きだったので、山小屋に2泊して、ひたすら何も考えないでゴールを目指すことだけに没頭する時間は、私にとって至福の時でした。かなり厳しい行程でしたが、次第に忍耐力や体力もついてきて、歩くことに集中できるようになり、最後の達成感が格別に感じるようになったかな。

私自身、この屋久島滞在は初めての体験だったんですが、生徒さんとカルチャーの場合でも、楽しく充実した時間が過ごせたと、皆さんが思って帰ってくださるといいなと常々思っています。なので、来た時に不快な思いをさせてしまうことがないよう、見えないところでそれに付随する努力をしています。オモテナシの心ですね。

 

 

 

挑戦したいこと

企画にも挑戦したい

リビングカルチャーにもっともっとたくさんの人が集まり、いつも賑やかな声に溢れる場所になればと思っています。今までやってきた細かいことを手放し、企画の仕事にも関わっていきたいなという気持ちはあります。そういうことが出来るようになれば、私自身の仕事の幅も変わるんじゃないかと思っています。

 

人とのつながりを大切にしながら、人の思いもそこに乗せられるような素敵な企画ができればいいという理想もありますが。今までしてこなかったことなので、私にとっては全くのチャレンジです。